kindleで大量に本を買って後悔している
kindleってMacでもiPhoneでも読めるって知っていましたか?
私は今年の頭くらいにそれに気づいてひたすらkindleで本を買う日々です。本って意外と場所を取りますから電子書籍も便利ですよね。いまだに漫画しか購入していませんが。小説などの文字のみの本は紙がいいですね...
kindleの利点というのも、私はAmazon studentプライム会員なので、本を買うと10%のポイントが付く上に、かなりの割合の本はkindleの方が安い値段設定となっています。このポイントとkindleでの割引を利用するとかなりお安く本が買えるのでお買い得ではないでしょうか。
わたしもこの9月と10月だけで2,000円くらいはポイントを溜めました〜(買いすぎ)
あと毎日日替わりセールをやっていたり(以下のアカウントで確認できます)
無料本があったりとかなり暇つぶしにはもってこい。
kindle unlimitedは長期休みにでも登録しようかと思っていたら読みたかった本がかなり撤退してしまった(リストから外されてしまった)ようなので様子見です。もっと早く登録しておけばよかった。
売野磯子さんの短編集。この人はコミティアで有名な方だそうです。
表題作「薔薇だって書けるよ」は発達障害の美少女点子と点子に一目惚れしてプロポーズした八朔がお互いへの理解を深めあう愛の物語。
結婚当初、八朔は点子を教育して理想の妻に仕立てようとし、それに疲れ家庭を遠ざけるようになる。点子は八朔の理想の妻になるために豪華な食器や清潔なリネン、八朔の好きな薔薇などの盗みをくりかえして万引きで捕まってしまう。八朔はコントロールできない彼女に疲れ離婚届けにサインをする。
どうしてそこまで彼女を追い詰めてしまったのか?あのプロポーズのときのセリフは嘘だったのだろうか?点子の何を八朔は愛していたのだろうか?
わたしはこの短編集の一番最後に収録されている「晴田の犯行」が最も好きです。
バイト先の雨沢に恋をしている晴田が、最終的に失恋を受け入れるまでの話。きっと付き合えると信じて、でも気持ちを確認するのは怖いから、自分の中だけで勝手にフラグを立てていくだけの晴田。結局のところ、手を繋いだって、一緒に何度も出かけたって、好みの人と同じ髪型にしてみたって、相手に期待しているだけでは駄目なんですよね... という話。
エヴァンゲリオンやシン・ゴジラの監督庵野秀明の奥さん・漫画家の安野モヨコが描いた夫婦生活マンガ。お互いの好きなものを尊重しあって大切にしあっているオタク夫婦で素敵です。
安野さんはいままでオタクと付き合ったことがなかったらしいですが、庵野監督と仲睦まじく生活されていてなんだかいいなあという感じ。子供用仮面ライダー変身ベルトが入らなくて泣いている庵野監督のために後ろで支えてあげる優しさ。
めちゃくちゃおもしろかったです。最愛の妹の婚約者と、その妹の死後、妹との思い出の場所に連れて行ってもらうという約束で交際する姉の話。2巻で完結らしいので発売が待たれます。そろそろなのでは?
全然本題と関係ないくだりなのですがこの二人の会話にぐっときました。一人で考えていると勝手な思い込みや環境の影響でこうしなくちゃならないんだ、と自分を縛り付けてしまうことがありますが、他人から見ればどうしてそんなことを?と思うんですよね。他人が居ないと気づけない思い込みってあります。
早く2巻でないかな。