感想文

読書・アニメ・映画・ドラマの感想、あと考えごと

人を大事にするということ

 

先日、元彼の方とお別れして、強く思ったことの一つに「もっと踏ん張りたかった!愛し抜きたかった!どんな障害も乗り越えて受け入れたかった!」っていうのがあって。

 

とんだMなのか…?って感じですが。人との関係性において、私だけが頑張れば良い状態がキープされるはずだという考えも傲慢だと思うのですが。あと実際問題わたしもメシアじゃないのであの時踏ん張ってたとしても、近いうちに破綻することは確実で、関係性って一度壊れてしまったら維持するのは非常に困難だし、元どおりの関係に戻ることなんかもはや不可能なのではないでしょうか。だからあそこで別れられてよかったなと思います、まぁもっと早いところで見切りをつけとけよって感じですが〜え〜ん。

 

でも、わたしは相手の嫌なところも、良いところも、ひっくるめて受け入れてあげるのが正義だ、と定義していたんですね。だから、それができなかったわたしに非があると思っていた。でも、大事にしてくれない人をわたしが大事にする必要って無いんですよ。私は私を大事にしなきゃいけないし、そんな人に構ってるのは私をきちんと大事にしてくれてる人たちにも不義理をしてるのではないか?ていうかそんな…製品の耐久性テストみたいに自分の精神を「まだ耐えれる!まだ耐えれる!良いところもあるし!いける!」って殴り続けるのは頭おかしいですよね。殴り続けてる最中には頭おかしくなってるんで気づけなかったことですが。

 

でもすごく好きだったし、裏切られて酷く傷ついたし、悲しかったし今でも時々ウッってなる瞬間があるのだけれど、それも含めて時間が解決するでしょう。ダメダメになってしまっているときにいっぱい支えてくれた親友にはすごくすごく感謝しているし、情けないところを見せてしまって申し訳ないけど、彼女たちのおかげで早めに立ち直れたのだから私もさっさと強くたくましくなって、もう変な人間に引っかかったりせず、前を向いて歩こうと思う。幸せだったしね。